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米ぬかの効能


米ぬかと認知症について


 最近、認知症特にアルツハイマー患者が増えています。
 その怖さはガン以上と言われていますが、家庭では秘密扱いにすることが多く、実態は良く知られていません。
 米国ではアルツハイマーと闘ったレーガン元大統領の手記が出版され、日本では認知症になった女優南田洋子さんの実情をご主人で俳優の長門裕之氏がテレビで公開し話題になりました。若年性アルツハイマーで奥様を亡くされた萩市の陽(みなみ)さんは小学館から「八重子のハミング」をいう本を出版しました。
 認知症の怖さは、意思疎通に障害を来すことが原因となり、長年に亘って培ってきた家族の絆が崩壊する危険に晒されることにあります。
 一方、アルツハイマーに関する研究が進み、米ぬか成分(フェルラ酸)が認知症予防に効果があることが分かってきました。治療にあたっておられるお医者さんからは、「昔は玄米を食べていたのに、最近は白米ばかり食べるようになったため、米ぬかに含まれる有効成分が体内に摂取されず、生体のバランスがくずれるのが原因の一旦ではないか」という趣旨のご意見も伺います。
 「米ぬかを食卓へ」というスローガンを抱える私たちは、日本人が手塩にかけて育ててきた米の潜在力が見直され、その健康成分が凝縮された「米ぬか」が、皆様の健康に役立つようになることを切に祈念しています。
 以下、米ぬかと認知症に関して、最近の話題をできるだけ簡潔にまとめてみました。

1. 認知症とアルツハイマー
    1)日本人の認知症患者は65歳以上で7.2%、160万人。2010年には 226万人、2025年には312万人に増加すると推計されている。
    2)認知症は脳血管性とアルツハイマー型に分類される。前者は動脈硬化・高血圧・糖尿病・高脂血症などいわゆる生活習慣病、メタボ症候群による。後者は脳の神経細胞が死滅し、萎縮することが原因。最近は、後者が増加しており、認知症の約60%はアルツハイマー型である。80歳では約10%の人は認知症になる。
    3)脳内におけるβアミロイドの蓄積は、アルツハイマー病に至る原因とされている。   正常脳ではβアミロイドの合成と分解が定常的に行なわれ、蓄積しない。βアミロイドの分解酵素(中性エンドぺプチターゼ)の作用を抑制すると、その蓄積が始まる。βアミロイドが凝集すると老人班というシミができる。蓄積は40~60歳から始まるが、現在では蓄積状況を確認する手段が無く、発症は10-20年後になる。
    2000年2月 理化学研究所Nature Medicine

2.米ぬかに含まれるフェルラ酸が認知症に効くという報告
 1)フェルラ酸がβアミロイド(タンパク質)の蓄積を抑制することを発見。
   2001年英国の薬学誌に発表 マウス実験 韓国斡林大学生薬研究所Dr.Yan
 2)ファンケルの報道発表 07年3月24日 日本農芸化学会で発表
   名城大学薬学部間宮隆吉博士がマウス実験でフェルラ酸の認知症抑止効果を確認
 3)きのこエスポワール病院の調査(2007年9月)
   19名の認知症患者にフェルガード(ANM176)を6ヶ月投与し、効果を確認
 4)雑誌「夢21」2007年11月  札幌市西区・三浦クリニック
 症状が劇的に改善し医師も驚く米ぬか新成分 
 5)朝日新聞08年10月27日
   08年10月26日国際シンポジウム「コメと疾病予防」で発表
   中村重信・広島大名誉教授(現・洛和会京都治験・臨床研究支援センター所長)
   アルツハイマー病の通院患者143人の協力を得て、米ぬかから抽出したフェルラ酸入りの健康補助食品(ANM176)を
   9ヵ月間投与し、ADAS-J Cog を使って評価。
   軽度のグループは試験終了時まで改善の状態が続き、中度のグループも6ヵ月後まで改善の状態が続いた。重度の
   グループは3ヵ月後まで横ばい状態で、その後は低下した。
 6)上記の詳細は「ANM176がアルツハイマー患者の認知機能に及ぼす影響」
   老年医学Geriatric Medicine Vol.46 No.12 2008-12 pp1511-1519 に掲載された。
   ANM176は比較的経度、高齢発症、アリセプト非併用患者での効果が期待できる。  7)雑誌「健康365」 2008年12月16日  共和病院老年科部長河野和彦博士
   全国の病医院で2000人以上に試し認知症が改善する患者さんが続出
   「米ぬか脳活性食」のすごい力。全15ページ。患者のインタビュー記事も掲載。

2.米ぬか/フェルラ酸含有食品・薬品
 1)ANM176 韓国サイジェニック社製薬品
   1包にフェルラ酸50mg+ガーデンアンジェリカ50mgを含有(2~4包/日服用)
 2)フェルガード100M ㈱グロービア製サプリ
   1包(1.5g )にフェルラ酸100mg+ガーデンアンジェリカ20mgを含有(2包/日服用)
   60包入りで6300円
 3)NEWフェルガード  ㈱グロービア製サプリ
   1包(2g )にフェルラ酸100mg+ガーデンアンジェリカ100mgを含有(2包/日服用)
   2gx60包入りで10500円
 4)カーナの約束 ㈱ライステック製栄養機能食品
   米ぬかを微粉末化し大豆たん白を配合した食品
   カーナ12g(2包)にフェルラ酸は50mg(一部はγオリザノール)含有。
   30包入り化粧箱を3780円で販売中。
 5)米胚芽油(ライステックで販売中、築野食品製) 
   スプーン1杯14g中にフェルラ酸67mg(γオリザノールとして210mg)含有。
   750g入りボトルを840円で販売中。

3.フェルラ酸
 1)植物の細胞壁を形成するポリフェノールとして多くの植物に微量に存在する。
   1995年8月食品添加物(抗酸化物質)、2001年3月化粧品原料(紫外線吸収)認可
 2)米ぬかにはフェルラ酸とステロールとが縮合したγオリザノールとして含有され、
   体内で代謝され重量比で約1/3がフェルラ酸として吸収される。
 3)米ぬか100g中にフェルラ酸は250mg(γオリザノールで約800mg)含有する。
 4)100g中のフェルラ酸含有量は発芽米で22mg(米ぬかの1/11)、白米で4mg(米ぬかの1/62)。
 5)カーナ12g中(1日当りの推奨量)のフェルラ酸の量は50mgでごはん9杯分相当。
 6)γオリザノールは医薬品原料として広く製剤に利用されている。
   大塚製薬製γオリザノール製剤ハイゼット細粒のパンフレットによると、その主な適応症は
   頭痛、頭重、易疲労、肩こり、不眠、胃腸障害、めまい感、眼精疲労、四肢冷感などの自律神経失調
   による諸症状、胃腸神経症、咽喉頭神経症、起立性調節障害、更年期障害(頭痛、関節痛、肩こり、
   疲労感、倦怠感、熱感、逆上感、眩暈、耳鳴り、四肢しびれ感、腰痛)頭部、頚部損傷に伴う次の諸症状
   の改善(めまい、頭痛、頭重、四肢のしびれ、易疲労感、 頚部・腰・背・肩甲部の緊張感及び疼痛)

4.その他の物質
 1)ガーデンアンゼリカ  セイヨウトウキ
   セリ科の植物で薬用・食用ハーブとして古くからヨーロッパで用いられている。
   記憶力細胞の再生を促し、フェルラ酸の働きを増強するといわれる。興奮性副作用あり。
 2)アリセプト ドネベジル塩酸塩 日本で唯一の認知症認定薬品 エーザイ製
   3~5mg/日 服用。 臨床試験 軽度~中等度のアルツハイマー病の患者268人を対象とし実薬群116人と
   プラセボ群112人に分けた二重盲検比較試験。症状が改善した人は、実薬群で20人(17%)、
   プラセボ群で14人(13%)。
   また、悪化した人の割合は、実薬群で20人(17%)、プラセボ群で48人(43%)。
   アリセプトの年間売り上げは2010年3月で約3000億円を見込む(日経09/4/14)

参考資料
 河野和彦医師のページより、日本における認知症の割合。

  

 βアミロイドの蓄積は40~60歳から始まり、20年の潜伏期間を経てアルツハイマー発症にいたる。理化学研究所資料。

  

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